
事件が起こったのは81年前の今日、昭和20年8月13日。
成東駅に停車中の貨物に米軍機が機銃掃射を行い、爆薬を積んでいた貨車が爆発して42人が犠牲となりました。
成東駅爆破事件──
犠牲者の中には10代の少年少女もおり、終戦わずか2日前ということもあって、その悲劇性は際立っています。
小筆がこの事件を知ったのは、山武市に移住した後のことでした。
その時耳にしたのは、このような話でした。
戦争が終わるわずか二日前に、成東駅で働いていた10代の子供たちが、炎上した弾薬貨車を切り離そうとして命を落とした。あと二日早く戦争が終わっていれば、あるいは弾薬を積んだ貨物列車が駅に停車していなければ、子供たちは犠牲にならずに済んだかもしれない──
その話を初めて聞いた時、強烈な違和感を覚えました。
「戦争で子供が犠牲になった。かわいそう」
私たちはこの事件を、そんな単純な物語で知った気になって良いのか?
犠牲になった方々にかける言葉が「かわいそう」で良いのか?
折に触れてそのようなことを考えてきましたが、この度、自分なりにそのことを1冊の本にまとめてみました。
山武ジャーナル編集部 (著)
Kindle電子書籍版:300円(税込)
ペーパーバック版:1100円(税込)
Kindle Unlimited:読み放題対象
ペーパーバック版は8月16日頃から注文可能になる予定です。また、どうしても印刷原価がかかってしまうので、電子版より割高になってしまうことをご容赦ください。
国立国会図書館に所蔵されていた米軍のAircraft Action Reportを見つけることができたので、米軍側から見た当日の成東への攻撃の様子にかなりスポットを当てることができました。
この本がお盆休みのひと時に地域の歴史について考える一つの機会になれば幸いです。

