齋藤昌秀山武市議、政務活動費で私物PCのパーツを購入

齋藤昌秀山武市議、政務活動費で私物PCのパーツを購入

令和元年度の山武市議会各会派の政務活動費が、山武市HPで公表された。

政務活動費とは、議員の政務活動に必要な経費を条例に基づき各会派に支給されるもので、山武市のHPには次のように規定されている。

昨年度は選挙があったため、選挙月を除いて議員一人当たり165,000円が各会派に支給されていた。

(以下山武市HPより引用)

交付概要

概要詳細
交付対象 会派(所属議員が1人の場合を含む。)
交付額 議員1人当たり月額15,000円(年額180,000円)、会派の所属議員数に応じて交付します。
交付方法 年度当初に年額を一括交付し、年度末の精算により、不用額は市へ返還します。

使途基準

政務活動費の経費として充てることができるもの。

使途基準詳細
項目 内容
調査研究費 会派が行う市の事務、地方行財政等に関する調査研究及び調査委託に関する経費
研修費 会派が研修会を開催するために必要な経費、団体等が開催する研修会の参加に要する経費
広報費 会派が行う活動及び市政について住民に報告するために要する経費
広聴費 会派が行う住民からの市政及び会派の活動に対する要望、意見の聴取、住民相談等の活動に要する経費
要請・陳情活動費 会派が要請及び陳情活動を行うために必要な経費
会議費 会派が行う各種会議、団体等が開催する意見交換会等各種会議への会派としての参加に要する経費
資料作成費 会派が行う活動に必要な資料の作成に要する経費
資料購入費 会派が行う活動に必要な図書、資料等の購入に要する経費
人件費 会派が行う活動を補助する職員を雇用する経費
事務所費 会派が行う活動に必要な事務所の設置及び管理に要する経費
その他の経費 上記以外の経費で会派の行う調査研究活動に必要な経費

(引用終わり)

令和2年6月に公表された会派「市政会」の収支報告書から、齋藤昌秀市議が内蔵型2.5インチSSDを購入していたことが確認された。

令和元年市政会政務活動費収支報告書

齋藤SSDのサムネイル

当該商品は「内蔵型2.5インチSSDディスク」で、添付されたAMAZONの領収書をもとに、下記の商品と特定できる。

内蔵型2.5インチSSDディスクの用途は、一般的にノートPCに部品として組み込んで使用するもので、HDDと同様の外部記憶媒体である。

山武市議会は議員にPCではなくiPadを貸与しているため、齋藤昌秀議員がこれを使用するとなれば、私物のPCに組み込んで使用していると考えられる。

さらに、このSSDディスクの購入日は令和2年3月26日で、翌27日に発送されている。齋藤昌秀議員の手に届いたのがその翌28日とすれば、令和元年度末までにこれが使用されたのは僅か4日ということになる。

また、私物PCであれば、政務活動以外の用途に一切使用しないという状況も考えにくい。

仮にこのSSDを3月28日から31日までの4日間に何らかの政務に使用していたとしても、令和元年度の政務活動費での購入には著しく問題があるのではないだろうか。

山武ジャーナルでは齋藤昌秀氏に直接話を聞こうと何度か電話連絡を試みたが、こちらからの電話にでることはなかった。留守番電話とショートメールでも連絡がほしい旨を伝えているが、齋藤昌秀議員からの連絡はない。

このことについて別の山武市議会議員に見解を求めたところ、

「政務活動費はその年度に行う政務活動に使用するものなので、私は年度を過ぎても使用できるようなものについては、政務活動費からの支出は不適切だと考えています。私が議員でなくなった時、もし市民の皆さんの税金である政務活動費で購入したPCなどが私の手元に残っていたら、それはおかしな事になるからです。私も議会から貸与されたiPad以外に、調べ物や資料作成にPCを使用しますが、そういったものに一切政務活動費は使いません」

との回答だった。

 

また、市政会全体でみると、齋藤議員、玉置議員2名の会派に支給された330,000円のうち、齋藤議員の支出が43,881円のみで、残りが全て玉置議員の支出と、大変不自然なものであった。

この点についても会派市政会の政務活動費の支出には疑問があり、引き続き齋藤昌秀議員よりの連絡を待つものとする。