小川豊氏、山武市長選に立候補表明

小川豊氏、山武市長選に立候補表明

任期満了に伴う山武市長選(4月10日告示、17日投開票)に、新人で自動車整備業を営む小川豊氏(48・無所属)が立候補を表明した。

小川氏は記者会見で「合併以来16年、椎名前市長から松下現市長まで、良いことは何もなかった。特に松下市長の4年間は酷く、選挙時の公約は何一つ達成されていない。特に人口減少については4年間の取り組みの中で、原因もわからないという趣旨の発言もしている。これでは前市長の方がマシだっかも知れない」とし、「嘘や隠し事で一部の人間が全てを決めてしまう体質から、市民に真実を伝え、謝るべきところはきちんと謝れる様な、真っ当な市政運営を目指す」と抱負を述べた。

また、同日実施される山武市議会補欠選挙に対しても出馬の意思を示した件については、「市長選には1月ごろに出馬の意思を固めていたが、3人目の候補が出て松下氏に有利な展開になる様であれば、山武市の為に自分が身を引いても良いと考えていた」とした。

 

主な政策は、議員政務活動費と市長退職金の廃止、副市長と教育長の公募制導入、特定外国人の増加を抑制する為のヤード対策条例の制定。

また、人口流出抑制策として、子育て世代のために給食費無料化、入学祝い金支給、歯列矯正補助、小中学校統廃合計画の凍結なども打ち出している。