任期満了に伴う令和8年4月19日投開票の山武市長選挙で、千葉県議会議員の小野崎正喜氏(自民党千葉県議会議員会・57歳)が立候補を表明した。現職の松下浩明市長は今期限りでの政界引退を表明しており、次期市長選には複数の候補者が名乗りを上げる構図となっている。
小野崎氏は出馬の経緯について、松下市長の不出馬表明後、地元からの声を受けて決断したと説明した。また、松下市政については「順当に市政を進めてきた」と述べ、これまでの市政運営に一定の評価を示した。県議は3月定例会最終日に辞表を提出する予定で、無所属での出馬とする一方、自民党各支部に推薦を依頼しており、取りまとめ次第、県連への正式な申請を行うとしている。
松下市政を一定程度評価した上で、今後の市政課題として、人口減少・少子高齢化対策、残土問題、広域ごみ処理、医療体制の強化などを挙げた。焼却場問題については、横芝光町、芝山町との連携を前提に、「今までになかった手法も検討したい」と述べ、具体的な手法については踏み込まなかった。また、相次ぐ不祥事を踏まえ、ガバナンスの見直しにも言及した。
また、外国人についてはスリランカ人を中心に増加しているとの認識を示し、必要な人材に頼る産業もあるとした上で、ゴミ出しなどの生活ルールの周知を図る考えを述べた。
過去の行状に関する市民からの指摘について事実確認を求める質問について、いわゆる暴走行為への関与、無免許運転やシンナー吸引、補導歴または逮捕歴はいずれも否定。一方で、若い頃にオートバイに乗っていたことや、「ヤンチャな時代だった」として多少の改造バイクに乗っていたことは認めた。
山武ジャーナルでは、会見で示された説明内容を踏まえ、引き続き事実関係の確認を進めていく。