山武市新教育長はどの様な人物か?

平成26年6月、山武市合併前から教育長を務めていた金田氏に変わり、教育委員の中から嘉瀬尚男氏が新教育長に選出された。

地方教育行政組織運営法によれば、教育長の職務は

・教育委員会の指揮監督の下に、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる(第17条)

・教育委員会のすべての会議に出席し、議事について助言する(第17条)

・教育委員会の事務局について事務局の事務を統括し、所属の職員を指揮監督する(第20条)

となっており、地方自治体の教育行政にとって最も重要な役職で常勤の地方公務員特別職であるが、嘉瀬氏は山武市内において「有限会社カネスエ」の代表取締役を兼務したまま教育長の職に就いた。

有限会社カネスエの事業目的は登記情報によれば以下の通りであった。(注:平成26年10月に変更登記)

1.日用品雑貨の販売

2.建築用作業工具器具の販売

3.建築資材の販売

4.事務用機器、文房具、玩具の販売

5.スポーツ用品の販売

6.不動産の賃貸・管理・保守並びに運用

7.不動産利用に関する企画、設計

8.クリーニング取次業

9.学習塾の経営

10.前各号に付帯する一切の事業

学校教育事務において、文房具、スポーツ用品、日用雑貨、コンピューターやコピー機などの事務機器の購入、あるいは校舎その他の学校設備の運用や修繕等に関与しないことは考えられないが、教育事務の統括者たる教育長が一方で「日用品雑貨の販売」「建設用作業工具器具の販売」「建築資材の販売」「事務用機器、文房具、玩具の販売」「スポーツ用品の販売」「不動産の賃貸・管理・保守並びに運用」「学習塾の経営」を業とする企業の代表取締役であることは、果たして許されるのであろうか?

実際に「有限会社カネスエ」とはどのような企業なのだろうか。

カネスエ店舗外観

 

同社のインターウェブサイトはこの問題が指摘されてから直ちに閉鎖されたが、平成26年8月頃にサルベージしたデータを出力したものがこれである。

カネスエWEB

カネスエ外観3

「波動」「数霊」「デクシャ」「オーラ・チャクラ」といった言葉が並んでおり、何れも拙筆には理解し難い内容のものばかりである。店舗にも「波動プラザ」と「波動カウンセリング」「波動関連商品」「パワーストーン」「フラワーエッセンス」「オーラ・チャクラ測定」「ヒーリングアート」と記載された看板が認められる。

この「波動プラザ」についてはインターネット上に「波動リーディングサロン東京」 というウェブサイトが存在していたが、これもカネスエのウェブサイトと同時期に閉鎖されたため、同様にサルベージデータを出力したPDFファイルを提示する。

波動オペレーター

波動水

1つ目のページには「波動オペーレーター」として嘉瀬氏が写真入りで紹介されている。そこで嘉瀬氏が紹介している「波動水」なるものがどのようなものかが次のページだ。

中身がどのようなものであるかは全く不明であるが、このページを見る限り240ml入りの「波動水」が2本2万1000円、1本1万3650円で販売されており、その購入申込先が「波動プラザ カネスエ」となっている。

人がどのような商品に価値を見出し、それを幾らで購入しようと他人が関知することではないかも知れないが、このようなオカルト的商品を販売しているのが、山武市民の税金から月額61万円の給与を得る教育長であるということを市民はどう考えるだろうか?

波動水スクリーンショット

嘉瀬氏オペレーター

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嘉瀬尚男教育長解職を求める陳情書を提出

教育委員会スライド

 

 

山武ジャーナルは平成26年9月17日、山武市教育委員会に対して嘉瀬尚男教育長の解職を求める陳情書を提出した。以下に陳情書の全文を掲載する。


 

平成26年9月17日提出

嘉瀬尚男教育長に関する陳情

山武市教育委員会
委員長      T.G 様
委員長職務代理者 K.O 様
委員       N.T 様
委員       Y.T 様
委員       K.O 様

陳情人
住 所 山武市殿台
氏 名

(陳情の趣旨)
1.嘉瀬尚男氏の教育長・教育委員たる資質を精査し、辞職勧告・解職・罷免等の適切な措置を求める。
2.教育長の任命者たる教育委員会の任命責任を明確にすることを求める。

(陳情の理由)
1.兼業・兼職について
嘉瀬尚男氏は有限会社カネスエの代表取締役である。
登記情報によると有限会社カネスエの事業内容は以下の通りである。

ⅰ.日用品雑貨の販売
ⅱ.建築用作業工具器具の販売
ⅲ.建築資材の販売
ⅳ.事務用機器、文房具、玩具の販売
ⅴ.スポーツ用品の販売
ⅵ.不動産の賃貸・管理・保守並びに運用
ⅶ.不動産利用に関する企画、設計
ⅷ.クリーニング取次業
ⅸ.学習塾の経営
ⅹ.前各号に付帯する一切の事業

地方教育行政組織運営法によれば、教育長の職務は

・教育委員会の指揮監督の下に、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる(第17条)
・教育委員会のすべての会議に出席し、議事について助言する(第17条)
・教育委員会の事務局について事務局の事務を統括し、所属の職員を指揮監督する(第20条)

となっている。
学校教育事務において、文房具、スポーツ用品、日用雑貨、コンピューターやコピー機などの事務機器の購入、あるいは校舎その他の学校設備の運用や修繕等に関与しないことは考えられず、教育事務の統括者たる教育長が一方で「日用品雑貨の販売」「建設用作業工具器具の販売」「建築資材の販売」「事務用機器、文房具、玩具の販売」「スポーツ用品の販売」「不動産の賃貸・管理・保守並びに運用」を業とする企業の代表取締役であることは、関係法令を紐解くまでもなく許容されることはあり得ない。 また「学習塾の経営」を業とする企業の代表者による教育長の兼職を是とするのであれば、公立小中学校の教師が勤務時間外に学習塾の開業、予備校講師などの兼職・兼業を行う事案が発生した場合のガバナンスは完全に崩壊する。

2.教育委員の身分を不適切利用
インターネットサイト、アメブロ「数霊セラピスト吉野内聖一郎」において、平成26年3月2日に池袋で開催された「潜在意識リーディング協会関東地区勉強会」において、嘉瀬尚男氏が役員として発表を行ったとの記述が認められた。
記述内容は以下の通りであった。

2番バッターは、波動プラザカネスエの嘉瀬尚男さん
http://www.kanesue.com/
地元である山武市の教育委員やロータリークラブ会長など
地域の活動で積極的に参加されている嘉瀬さんは
いままで自分が参加してきた様々なスピリチュアルワークにおいて
経験したことや気づきなどを語って戴きました
http://ameblo.jp/ihmdolphin/entry-11788030901.html

なお、現在当該サイトにおいて「地元である山武市の教育委員や」の記述が削除されているので、平成26年8月28日に「WEB魚拓」で保存したページを添付する。http://gyo.tc/eKbg

また、当日嘉瀬氏が講演を行った内容は「スピリチュアルワーク」という言葉で説明されているが、これは(有)カネスエの店舗に掲示されている「波動プラザ カネスエ」のサービスに関連するものと考えられる。看板には「波動カウンセリング」「波動関連商品」「パワーストーン」「フラワーエッセンス」「オーラ・チャクラ測定」「ヒーリングアート」と記載されている。それらについての説明がされていたインターネットサイト「波動プラザ カネスエ」ならびに「波動リーディングサロン東京」は9月11日から12日にかけての間に削除されたため、8月9日に保存されたサイト情報の出力を添付する。(添付資料は前エントリーの内容)
これらによれば科学的裏付けに乏しいオカルト的、あるいは宗教的な商材およびサービスであると判断できるが、そのような内容の講演を「山武市教育委員」の肩書きをもって行ったことは明らかに不適切である。
また、インターネット上の情報の改変や削除が、本陳情と同様の指摘を受けてのことであれば、嘉瀬教育長が自己の行動の不適切さを認めて証拠隠滅を図ったと考えられ、山武市教職員の範を示すべき教育長としての資質を著しく欠くと断ぜざるを得ない。

3.公金使用事業に対する倫理観の欠如
嘉瀬尚男氏が少なくとも平成24年4月1日まで副理事長をつとめていたNPO法人山武IT推進協会が、平成22年に山武市より30万円の補助金交付を受けて実施した市民パソコン教室において、事業実績報告書に支出の根拠として111,300円分の(有)カネスエ発行の領収書が添付されていた。
自らが副理事長を勤めるNPO法人が補助金で実施する事業のうち、37%を自らが代表を務める企業で消費していることは、手続き上はともかく社会通念上適切であるとは言いがたい。このような倫理観では、教育事務のすべてをつかさどる教育長の要職に相応しくない。
なお、当該事業報告書の内容を適当と認め、決済を行ったのは当時市民自治支援課長の渡邊聡現教育部長である。

4.任命者たる教育委員会の責任について
嘉瀬尚男氏を教育長に任命する際、どのような経緯で兼職を認めたのか。あるいは認めていないのか。認めたのであればどのような情報・資料に基づいて精査されたのか。当時の経緯を明らかにし、任命者たる責任の所在を明らかにされたい。


この陳情に対する山武市教育委員会の回答については、追って山武ジャーナルWEB上に公開する。

また、指摘した諸問題についても一つ一つ掘り下げて取り上げてゆく予定である。


疑似科学に関する参考文献

嘉瀬教育長の解職を求める陳情に対する審議内容

山武ジャーナルが平成26年9月17日に山武市教育委員会に提出した陳情の審議が、10月15日に開催された山武市教育委員会第10回定例回にて行われた。

審議の内容を会議録より転載する。


嘉瀬教育長:それでは、陳情に対する意見を述べさせていただく。まず、陳情の理由1、兼業・兼職についてである。同項の1行目、陳情に使用添付された登記簿上からは記載どおりであるが、教育長の任命を受けたことから、代表取締役を辞任することとし、8月の定時総会で辞任の承認を得ている。現在登記の手続き中である。 同項の2行目から12行目まで、1から10までに記載されている項目、これは登記簿 に記載されていることは間違いない。これらは、法人の目的として記載しているが事業内容ではない。続いて13行目から18行目までは教育長の職務について書かれている。同項の19行目から2ページ冒頭から6行目までである。有限会社カネスエの主な事業は、不動産の賃貸管理保守並びに運用である。その外には、雑貨、 文房具の販売が少しある程度であり、学習塾の経営その他法人の目的として記載している事業は行っていない。市との請負についても、平成26年度の実績はない。 教育長に就任して以来も発生していない。このことから陳情人の主張する学校教育事務に関する関与が発生する状況ではなく、また、公立小中学校教師の兼職兼業事案が発生した場合のガバナンスが完全に崩壊するということもないと考える。

次に2、教育委員の身分を不適切利用についてである。項目の1行目から3行目 まで記載どおりの勉強会での発表は行った。4行目から11行目であるが、アメブロ、数霊セラピスト吉野内聖一郎に該当の記述があったことは確認した。しかし、この表記については、ブログ作成者が記述したものであり、私はこの記述に関し一切の関与はしていないものである。同項の12行目から14行目までに対しては、 私の関知するところではない。15行目から17行目の「考えられる」まで、講演の内容は、私自身の経験と学びについてであって陳情人記載の内容ではない。同項5 17行目「看板には」から18行目の「されている」までここの記載については、記載の看板がある。同項18行目「それ」から次のページの2行目までは私の関知する内容ではない。続いて3行目から5行目まで、ここについても先ほど述べたよう に、講演についても自分の経験と学びについてであって記載とは異なっている。 また、教育委員の肩書きをもって講演は行っていない。6行目から8行目までであるが、波動リーディングサロン東京というのは、2007年から2009年まで約2年間 存在したが、その後一切の活動はしておらず、また、波動プラザカネスエは、私が教育長に就任したことにより当該業務を停止している。インターネットの削除 は、当該記述がインターネット上に掲示されたままであると、現在も活動してい るかのような誤解が生じることを防ぐためにおこなったものであり、陳情人が主 張するような意図ではない。

続いて3、公金使用事業に対する倫理観の欠如についてであるが、同項の1行 目から4行目までは、記載のとおりである。5行目から7行目まで、NPO法人の活 \動に必要な物品などの購入を、当該法人の役員が経営する法人等から購入することをもって、社会通念上不適切ということはできないし、それをもって教育長の要職にふさわしくないとは言えないと考えている。以上が陳情に対する私の意見 である。

五木田委員長:これから質疑を行う。教育長については、教育長自身に関わる事件となることから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第17条第3項の規定により、会議に出席することができないので退席願う。

(教育長退席)

五木田委員長:それでは本議案について、何か質問、意見等はあるか。

小野﨑委員:意見であるが、まず、私はこの陳情に対して採択しないという立場で、少し申し上げたいと思う。嘉瀬教育長の選任に関しては、6月24日開催の臨時会において審議をした結果で決まったことであり、その際、嘉瀬教育長が自営業をされていることから、地方公務員法の規定による営利企業等の従事許可の届出が提出され、この件についても審議し、教育長としての職務を遂行することに支障があるような業務内容ではないことから、許可をするとの判断をした。今回、嘉瀬教育長に対し陳情人から、縷々教育長の資質を欠いているとの指摘があったが、 実際行っているのは不動産の賃貸・管理・保守並びに運用と雑貨の販売及び文房 具の販売であり、市との請負関係についても教育長に就任した平成26年度からは 発生していないことから、利害関係はないしその恐れもないと考えられることから、改めて6月24日の臨時会での判断は適当だったと考えている。私は、当委員会の行った教育長の任命の手続きは、法にのっとったものであり問題はなく、陳 情の趣旨である辞職を勧告しなければならないようなことはないと考える。以上 のことから、私はこの陳情に対しては不採択という考えである。

五木田委員長:そのほかにはあるか。

髙橋委員:私も、この陳情に対しては不採択ということで考えている。小野﨑委員がおっしゃったように、教育長の営利企業等の従事については、適切な手続きがされていること。また、陳情人が主張する、教育委員の身分を不適切利用や、公金使用事業に対する倫理観の欠如についても、先ほどの教育長の説明は合理性があると判断でき、これらをもって陳情の趣旨である辞職を勧告しなければならないようなことはないと考えている。以上のことから、私は本件陳情については不採択 とすべきと考える。以上である。

五木田委員長:ほかにないか。よろしいか。それでは、ないようなので、意見の陳述を 終了する。議案第1号、陳情審査について採決する。本陳情を採択することに賛成の方の挙手をお願いする。

(挙手する者なし)
賛成なし。よって本陳情は不採択と決定する。


上記の通り、山武市教育委員会は山武ジャーナルの陳情内容を認知した上で、嘉瀬尚雄教育長を信任した。

嘉瀬教育長の説明には検証すべき点が多くあるが、このエントリーでは1点だけ指摘しておく。
赤字で示した部分、
アメブロ、数霊セラピスト吉野内聖一郎に該当の記述があったことは確認した。しかし、この表記については、ブログ作成者が記述したものであり、私はこの記述に関し一切の関与はしていないものである。
であるが、山武ジャーナルは「地元である山武市の教育委員や」という記述がある日を境に削除されたことを指摘している。
仮に嘉瀬教育長の主張する通り、この記述に関し一切関与していないのなら、なぜ問題となる部分のみブログ作成者が削除したのだろうか。
常識的に考えるのであれば、嘉瀬教育長が作成者に自身に不都合な部分の削除を依頼したと推察できる。
もし、本当に嘉瀬教育長の言う通り記述に一切関与していないのであれば、「地元である山武市の教育委員や」が都合よく消えたのは波動水の力とでもいうのだろうか。
嘉瀬教育長の問題は、上記の回答内容も踏まえ今後も追及を続ける。



疑似科学に関する参考文献


山武市小中学校統廃合問題、嘉瀬教育長の答弁に矛盾

成東中スライドショウ

山武市教育委員会は平成28年1月に「山武市立小中学校の規模適正化・適正配置基本計画(案)〜夢を抱き たくましく生きる力を育むために〜」というパンフレットを市内全域に配布した。このパンフレットによれば

1.平成27年2月:今後の学校規模の適正化と適正配置のあり方について基本的な考え方を取りまとめた「山武市立小中学校の規模適正化・的再配置基本方針【素案】を策定

2.平成27年11月:この基本方針について、保護者、地域の皆様を対象に「意見を聴く会」、各園・小中学校ごとに「説明会」を開催し、基本方針を【成案】に

3.意見交換等の結果を踏まえ、「山武市立小中学校の規模適正化・適正配置基本計画(案)」を策定

と記載されている。

教育委員会チラシ

 

教育委員会チラシ2

ところが、ここに示された前期計画のうちの一つ、「成東中学校成東東中学校を統合し、統合後の学校の位置は成東東中学校とする」という計画は、この【基本計画(案)】で初めて提示されたもので、【素案】、【成案】では、いずれも両中学校の統合が望ましいとしながらも、統合後の学校の位置については言及されていなかった。

教育委員会の説明によれば、【成案】の策定が平成27年11月で、【基本計画(案)】の発表が平成28年1月なので、「成東中学校を閉校」という重大な決定がその2ヶ月の間にどの様に行われたのかという疑問が発生する。

このことについて、山武市議会議員八角公二氏が議会レポート発行した。

八角公二議会レポート平成28年4月号

八角議員のレポートによれば、この疑問に対して嘉瀬尚男教育長

成東中学校の閉校は)平成26年4月から平成27年3月20日までに行われた(市長部局との)協議会で決定した。

と、驚くべき答弁を行った。

情報を整理すると、

・【素案】策定が平成27年2月

  → 平成27年3月の協議会で成東中閉校が決定

・意見を聴く会、説明会を開催し、保護者や地域住民との意見交換を行い、平成27年11月に【成案】策定

  ↑ 成東中成東東中統合後の学校の位置については言及せず

・【基本計画(案)】が平成27年12月に議会で示される

・平成28年1月に上記パンフレットが配布され、その後【基本計画(案)】が教育委員会鍵で議決

となる。

つまり、嘉瀬教育長の答弁は教育委員会が配布したパンフレットの内容と明らかに矛盾しており、議会答弁が正しいとすれば

1.成東中学校閉校は、市長部局と教育委員会で決定した。

2.平成27年3月20日以降の「意見を聴く会」「説明会」は、「成東中学校閉校」という重大な情報を示さずに開催した。

ということになる。

これでは「意見を聴く会」は「意見を聴いたふり会」、「説明会」は「説明したふり会」ではないだろうか。

さらに八角レポートでは、平成27年3月18日の教育委員会会議において、渡邊聡前教育部長が

「教育委員会としては、成東中学校については残存し建て替え、成東東中学校につ いては、適正規模を図っていく方向性で考えている。」

平成27年3月18日教育委員会会議

(15ページ参照)

と報告していることも指摘している。

それならば、成東中学校閉校という重大事項が、平成27年3月18日から20日までのたった2日で決定されたことになる。

これらを総合すると、

市の中心で特急停車駅である成東駅に最も近い成東中学校の閉校が、市長部局と教育委員会との間でたった2日で決定した。

ということになる。

 

小筆が痛烈に批判した椎名千収市長の「地方自治の基本姿勢」がどのようなものか、改めて紹介したい。

1.市政の最終判断を下すのは市民

2.判断の結果責任は市民に帰する

3.判断を下せる市民には条件があり、それは「知識」と「情報」

(平成26年6月議会での発言)

山武市議会インターネット録画中継

山武市議会会議録(12番の発言を選択)

山武ジャーナル記事:椎名市長の所信表明が憲法違反な件

このような考え方は非常に危険であり、我が国の民主主義のありかたと相容れないという批判は置いておくとしても、今回の成東中学校閉校決定のプロセスは、椎名市長自身のポリシーと完全に矛盾している。

・「市政の最終判断を下すのは市民」といいながら、成東中閉校は市長部局の強い意志で決定した。(教育委員会では2日前まで成東中は存続と説明している)

・「判断を下せる市民には条件があり、それは『知識』と『情報』」といいながら、すでに決定していた成東中閉校という「情報」を隠して「意見を聴く会」「説明会」を開催した。

「FM(ファシリティー・マネージメント)の考え方で統廃合を進めたい」という椎名市長にとって、中学校といえども単に市役所や保健所といった行政機関の建物の一つに過ぎないのかも知れない。

しかし、多くの市民にとって「学校」とはそのようなものなのだろうか。

同じ学び舎で学んだ仲間は、何十年たっても強い絆で結ばれている。そうして結ばれた絆がしっかりと地域の絆として根付いていく。

【基本計画(案)】によれば、合併の目的は、小学校は複式学級(異なる学年の子供が同じ学級で学ぶ)の解消、中学校は複数学級維持というのが主なもののようであるが、そのために学校をこうも簡単に閉校してしまうのが果たして地域や市にとって良いことなのか疑問である。

パンフレットに示された前期計画の予算規模は約40億円。これにスクールバスの運行経費などがさらに加算されるという。

「FM(ファシリティー・マネージメント)」などといいながら、松尾小学校については仮校舎を建設して建て替えをするという。子供が少なくて合併するという話しなら、校舎建て替えの間に仮校舎として使える学校は他にないのだろうか。

それでいて

「判断の結果責任は市民に帰する」

という話に、多くの山武市民は納得できるのだろうか。

 

山武市の小中学校統廃合問題については、今後も山武ジャーナルで取り上げていきたい。

【マル秘?】山武市小中学校統廃合計画案説明会日程表を入手【HP未掲載】

説明会日程

*この日程表を掲載した後、5月13日の松尾中学校での説明会が変更となっていたことを確認しました。ご注意下さい。


*説明会の日程が5月15日に山武市教育委員会HPに掲載されたことを確認しましたので、今後日程変更があった場合でもこのページの更新はいたしません。説明会にご参加される場合は山武市教育委員会HPでご確認をお願いたします。

山武市教育委員会HP


八角市議のレポートによりその策定過程の問題が明らかとなった「山武市立中学校の規模適正化・適正配置基本計画(案)」の説明会が、下記の日程で開催されることが分かった。

開催場所 統廃合時期 開催日 開催時間
睦岡小学校 後期 平成28年4月22日(金) 午後4時15分〜5時00分
豊岡小学校 前期 平成28年4月23日(土) 午後1時50分〜2時50分
日向小学校 前期 平成28年5月7日(土) 午前10時〜11時
山武中学校 前期 平成28年5月12日(木) 午後6時30分〜7時30分
成東小学校 後期 平成28年5月13日(金) 午後2時30分〜3時30分
松尾中学校 前期 平成28年5月13日(金) 午後6時30分〜7時15分
山武北小学校 後期 平成28年5月18日(水) 午後6時〜7時
成東中学校 前期 平成28年5月19日(木) 午後6時30分〜7時30分
緑海小学校 後期 平成28年5月26日(木) 午後2時〜2時30分
大平小学校 後期 平成28年6月2日(木) 午後1時30分〜
蓮沼小学校 後期 平成28年6月16日(木) 午後1時〜1時45分
山武西小学校 前期 平成28年6月17日(金) 午後2時〜3時00分
成東東中学校 前期 平成28年6月18日(土) 午後11時〜正午

なお、この日程表は山武市HPでは公開されていないため、日時など変更があった場合の情報は更新できない。

山武市教育委員会が説明会の日程を広く公表しない理由は不明。

仔細は山武市教育委員会に直接問い合わせていただくことをお勧めする。

山武市教育委員会

山武市教育委員、小中学校統廃合説明会のtweetするも日程は公表せず

今関百合tweet

策定過程の問題を指摘されている山武市教育委員会による小中学校規模適正化計画(案)=小中学校統廃合計画(案)の説明会について、教育委員である今関百合氏がtwitter上にこのようなtweetをアップしていることを確認した。

山武市教育委員今関百合氏twitter

tweetの日付は5月1日であるが、山武ジャーナルでは同日この説明会の日程が山武市のHPなどで一切公表されていないことを確認し、独自に入手した日程表の公開に踏み切った。

【マル秘?】山武市小中学校統廃合計画案説明会日程表を入手【HP未掲載】

教育委員がこのようなtweetを上げているにもかかわらず、連休明けの5月6日現在も、山武市HPにおいて説明会の日程は公表されていない。

教育委員会新着情報

山武市教育委員会

教育委員が説明会について「よろしくおねがいします」といいながら、日程は事実上山武ジャーナルでしか確認できない状態で、一体誰に何を「よろしくおねがい」したいというのだろうか。

 

今関委員については、本年4月8日の山武市立鳴浜小学校入学式において

「新入生の皆さん、蓮沼小学校への入学を許可します!」

と、希望に胸膨らませて鳴浜小学校の入学式に参加したピカピカの1年生に、だいぶ遠くの蓮沼小学校への入学を許可してしまったことが山武ジャーナルの取材で確認されている。

その後父兄に対して謝罪したものの、このことで父兄だけでなく地域住民の間にも今関委員に対する不信感が広がっており、教育委員としての資質を改めて問う声も少なからず上がっている。

【TPPか!】山武市教育委員会、教育委員の経歴を墨塗りで開示【舛添か!】

墨塗り教科書ビルボード

山武ジャーナルには「山武市の教育委員の資質はどなのか?」という声が多く寄せられている。

そこで、山武ジャーナルは各委員が教育委員としての識見を備えているかを確認する目的で、山武市情報公開条例に基いて一般の「履歴書」にあたる「委員原票」について公文書開示請求を行った。

開示請求にあたっては予め

「目的は個人情報の収集ではなく、あくまで教育委員としての識見があるかを確認することなので、仮に出身大学名が個人情報にあたるということで公開できないのであれば、学部名だけでも構わない」

と、申し出ていた。

にも関わらず山武市教育委員会が開示してきた委員原票は驚くべきものだった。

まず読者各位には開示された委員原票をご覧頂きたい。

嘉瀬尚男教育長 嘉瀬尚男01 嘉瀬尚男02
小野崎一男教育委員長 小野崎一男01 小野崎一男02
高柳善江委員 高柳善江01 高柳善江02
五木田孝義委員 五木田孝義01 五木田孝義02
今関百合委員 今関百合01 今関百合02

この限られた情報で客観的に教育委員としての識見があると判断できるのは、教員の経歴を持つ五木田委員と高柳委員だけではないだろうか。

山武市教育委員会では現在小中学校統廃合計画を進めている。

地域の将来に大きく関わるこの計画の中枢にある教育委員が、それを推進するにふさわしい人物であるか、市民は何をもってその判断を下せるというか。

山武ジャーナルではこれまでにもさんむ医療センター医療事故隠し問題を取り上げ、山武市の情報隠蔽体質を追及してきたが、今回それを再確認する結果となったのは実に残念である。

八角レポートによって明らかとなった山武市小中学校統廃合計画の諸問題については、今後も取り上げてゆく。

 

参考サイト

千葉県教育委員会

東京都教育委員会

千葉市教育委員会

Google検索結果:教育委員 略歴 経歴




山武市、嘉瀬尚男教育長の華麗なる経歴その1

波動水ビルボード(経歴)

山武市が情報開示した委員原票では残念ながら確認できなかった嘉瀬尚男教育長の経歴で、墨塗りあるいは未記載の経歴の一つがインターネット上で確認できるため紹介する。

潜在意識リーディング協会 元理事長     WEB魚拓

潜在意識リーディング協会 認定オペレーター WEB魚拓

潜在意識リーディング協会 会員       WEB魚拓

なお、かつて兼職を理由として山武ジャーナルが嘉瀬教育長に対する解職請求の陳情を準備していた際、嘉瀬教育長は兼職していた自社のWEBサイトと関連サイトを削除し、さらに「一切関与できない」とする他人のブログから自身に都合の悪い記述だけが都合よく消えるという奇跡を目の当たりにしていることから、同協会のサイトの記述が削除あるいは変更される可能性を考慮し、本日現在の状態を記録した「WEB魚拓」のリンクも合わせて掲載する。

上記サイトから、嘉瀬教育長は2008年から2009年頃に、同協会の理事長を務めていたことが確認できるが、山武市から開示された委員原票ではその経歴は確認できない。

そして、現在でも同協会の「認定オペレーター」として登録されている。

では、「潜在意識リーディング」あるいは「認定オペレーター」とはどのようなものなのだろうか。

同協会に分かりやすいマンガがアップされているので引用する。

出展:潜在意識リーディング協会WEBサイト

お母さんかがやいて(PDFで読む)   WEB魚拓
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引用終わり

このマンガによれば、嘉瀬教育長が務める「認定オペレーター」とは、人の何らかの情報を不思議な機械を通じて水に伝達させるオペレーターであることがわかる。

そして、このマンガのお母さんが飲んでいた水が「波動水」とのことである。  WEB魚拓

「波動水」は、嘉瀬教育長がかつて代表取締役を務めていた「有限会社カネスエ」で、少なくとも平成26年8月頃までインターネットを通じて販売されていたことが確認されている。

波動水スクリーンショット

嘉瀬教育長は

「波動プラザカネスエは、私が教育長に就任したことにより当該業務を停止している。」

と説明しているが、これは裏を返すと嘉瀬氏が教育委員に任命された平成24年6月24日から教育長に任命される平成26年6月24日の前日まで、「波動プラザカネスエ」が業務を行っていたことを認めるものである。インターネット上に申し込み先が掲載されている「波動水」の販売を行っていたことも同様である。

また、「波動水」は「認定オペレーターが情報を伝えた水」との説明であるため、嘉瀬教育委員(当時)は「認定オペレーター」としての業務も行っていたと合理的に推定できる。

上記申込書に

「背景に何も移って(原文ママ)いない上半身の写真を同封して下記宛に郵送して下さい。*写真はL判サイズ(9✕13cm)ぐらい(デジカメプリント可)またはポラロイド写真でお願いします。」

という注意書きがあるが、この写真を元に「認定オペレーター」である嘉瀬氏が「リーディング」を行い、その情報を水に伝えるということなのだろうか。

 

ところが、この「波動水」を含む「波動」に関連する商品については、平成25年3月に東京都生活文化局の調査により科学的根拠がないことが明らかとなっている。

「波動・情報転写による効果・性能をうたった商品」の表示に関する科学的視点からの調査結果について」

前述の

「波動プラザカネスエは、私が教育長に就任したことにより当該業務を停止している。」

という言を100%信用したとしても、嘉瀬教育長は教育長になるまでの約2年間、教育委員の身分を持ちながら、同時に東京都が「インチキ」と認めた「波動水」の販売を行っていたことになる。

このような人物が現在山武市の教育行政を預かる教育長であり、その教育委員会が将来の山武市の姿に大きく影響する小中学校の統廃合計画を進めているのが現実である。

 

蛇足ながら、業務を停止したとする「波動プラザカネスエ」は少なくとも教育長就任後2ヶ月はインターネット上に存在していただけでなく、有限会社カネスエの店舗には「波動プラザカネスエ」の看板が現在でも掲示されており、そこにはしっかりと「波動カウンセリング」「波動関連商品」と書かれている。(写真は平成26年9月頃撮影)

 

カネスエ外観1

カネスエ外観3

Googleストリートビュー




疑似科学に関する参考文献


成東中学校閉校は椎名千収市長の方針であることが明らかに

成東中閉校の方針は椎名市長

平成28年5月19日に成東中学校で開催された統廃合計画案に対する説明会は、当初発表の1時間の予定が30分繰り上げられて開催された。

説明会の内容については別の機会にアップする予定であるが、説明会後に渡り廊下で直接椎名市長にこの問題について話を聞くことが出来た。その際にこれまでの教育委員会の説明とは異なる事実が椎名市長本人の口から明らかになったため、取り急ぎその顛末をここに記す。

山武ジャーナル鈴木(以下鈴木)「市長、いつも『市民協働』と仰っているのだから、この問題(小中学校統廃合問題)については住民投票をおやりになってはいかがですか?」

椎名市長(以下椎名)「住民投票っていうのは、普通は反対のためにやるものですから。」

鈴木「そんなことはないでしょう。なら、そうならないように市民の皆さんに十分説明して理解して頂けばいいんじゃないですか?」

椎名「でも、この問題は時間がないんです。」

鈴木「市長は基本方針ということで『市政の最終判断は市民が下す。その結果責任は市民が負う』と仰っていたと思いますが、そうではないんですか?」

椎名「その通りです。」

鈴木「だったら、『時間がないからやらせて下さい。』というのは、市民が最終判断を下していることにはなりませんよね? それでいて『結果責任は市民が負う』なんて言われても納得できません。私は市長のそのような考え方については否定的ですが、そのことは別にしても、市長は仰っていることとやっていることが大分違うんじゃないですか?」

椎名「この問題についてはその通りです。私の責任でやることです。成東中学校を閉校するというのは本来の教育委員会の意見ではありません。私の方からそうするようにお願いしたことです。」

鈴木「ちょっと待ってください。そのところ、もう一度はっきりと伺いますが、成東中と成東東中を統合して、成東中を閉校にするというのは、市長のお考えということなんですか?」

椎名「そうです。」

この椎名市長とのやりとりで

・成東中学校の閉校は、教育委員会ではなく椎名千収市長の考えで決めたこと

・「時間がない」との発言から、市民の意見を聞いたり取り入れて計画を変更する考えもないこと

という点が明らかになったのではないだろうか。

さらに滑稽なのは、すぐ近くで別の父兄と議論になっていた嘉瀬尚男教育長が

「子供たちの教育を一番に考えて教育委員会として作ったのがこの計画案だ。」

などと強弁していたことである。

 

これまで教育委員会は、今回の計画(案)が出来るまでの過程を、次のように説明してる。

・地域住民や有識者等による「あり方検討委員会」に、山武市立小中学校の将来のあり方を諮問(平成24年11月5日)

・「あり方検討委員会」から答申(平成26年3月19日)

・「あり方検討委員会」の答申を元に、「山武市立小中学校の規模適正化・適正配置基本方針(以下「基本方針」とする」【素案】を策定(平成27年3月)

・「基本方針」【素案】を基に、意見を聴く会を実施、パブリックコメントを募集

・「基本方針」【素案】を【成案】とする。(平成27年11月25日教育委員会会議定例会で議決)

・「山武市小中学校の規模適正化・適正配置基本計画(案)(以下「基本計画(案)」とする」を議決(平成28年1月20日教育委員会会議定例会)

と説明している。

この説明では、「答申」→「基本方針」【素案】→「基本方針」【成案】→「基本計画(案)」という様に様々に検討を重ね、多くの市民の意見を取り入れてこの「基本計画(案)」が出来たという理解になるのではないだろうか。

ところが、この時系列の矛盾点を最初に指摘した八角公二市議による八角レポート、それを基に山武ジャーナルが行ってきた取材内容、そしてこの度の椎名市長自らの発言を精査していくうちに、これまで教育委員会が市民に行ってきた説明とは異なる事実が次第に浮き彫りとなってきた。

それらの事実については追って山武ジャーナルで一つ一つ明らかにして行く。

【本人取材拒否】今関百合委員へ電話したN氏に独占インタビュー

N氏インタビュー

山武市教育委員今関百合氏に関する投稿が山武ジャーナルに寄せられた。

それは投稿者が直接今関委員に電話をして聞いた話であるとのことであったが、にわかに信じられない内容が含まれていた。

事実関係を確認しないで掲載することは出来ないと判断し、山武ジャーナルは今関委員に取材を申し込んだが、教育委員会を通じて「取材拒否」の回答を受けた。

そこで、山武ジャーナルはその真偽を確かめるべく投稿者であるN氏に接触し、インタビューを行った。


山武ジャーナル(以下SJ)「この度は山武ジャーナルに投稿頂いてありがとうございました。正直、初めに投稿を読ませて頂いたとき、私はちょっと信じられなかったんです。それはいくらなんでもあり得ないんじゃないかなと(笑)」

N氏(以下N)「私も驚きました(笑)」

農業協同組合新聞WEBサイトより http://www.jacom.or.jp/archive01/document/tokusyu/toku126/toku126w04011403.html

農業協同組合新聞WEBサイトより
http://www.jacom.or.jp/archive01/document/tokusyu/toku126/toku126w04011403.html

SJ「Nさんは直接今関委員に電話をされたそうですが、どうして教育委員に電話してみようと思ったのですか?」

N「少し前に八角さんのレポートを読んで、『山武市の教育委員会は一体何をやっているんだ』と思いました。それで、どんな人が教育委員をやっているのか気になって『経歴書を見せてくれ』って教育委員会に行ったんです。そうしたら公文書開示請求をしろと言われてその場で申請したんですが、帰って山武ジャーナルを見たらもう全員分の委員原票がアップされてるじゃないですか。」

SJ「墨塗りのヤツ(笑)」

N「そう、墨塗りのヤツです。それを見たらどこの大学を出たかもわからない状態で、これじゃあ直接本人に聞かないとダメだと思ったんです。それで私なりの方法で今関委員の自宅の電話番号を調べて電話してみたんです。」

SJ「その時の話が投稿して頂いた話ということですか?」

N「そうです。一応〇〇大学の〇〇学部(SJ注:教委が開示しなかった内容なので伏せ字とする)を出たと言ってましたね。あと、ドイツに勉強に行ったなんていう話もしてました。」

SJ「投稿の内容で幾つか伺いたいことがあるんですが、まず私が一番驚いたのが地教行法(地方教育行政の組織及び運用に関する法律)を読んだことがないという話ですが。」

N「ええ、そう言ってましたよ。地教行法は教育委員会について定めた法律ですから、教育委員なら当然内容を理解していないといけないと思うんですが、忙しいので読んだことがないと。山武ジャーナルさんはご存知だと思いますが、去年(地教行法が)改正になってますよね。その事も知りませんでした。」

SJ「事務方はそういう情報を委員に伝えないんでしょうかね?」

N「私もそう思って、後日高柳委員に電話して聞いてみたんですよ。そうしたら高柳委員は地教行法が改正になったことも知っていて、事務方から資料も貰って読んでいると言ってました。結局今関委員の不勉強か教育委員としての職務怠慢っていうことだと思いますよ。まあ、色々と言い訳はしてました。仕事が忙しいとか、子供が病気だとか。でも、私、言ったんです。私は教育委員という『公人』としてのあなたに話を聞いているので、あなたの個人的なことには興味が無いって。」

SJ「Nさんの行動力は本当に凄いですね。相手の話の裏を取っちゃうって。」

N「ああ、そういう話なら、もう一つありますよ。今関委員に『どうして教育委員になったのか』と聞いたら『前教育委員の高橋さんに推薦された』って言ったんです。これも後日高橋さんに電話で聞いてみたら『私はそんなことは知らない』って言うんですよ。どうなってるんでしょうね。」

SJ「まあ、普通に考えるとどちらかが本当のことを言ってないという話ですよね・・・」

N「それから、鳴浜小学校の話。これも信じられないですよ。」

SJ「そうそう、その話も聞きたかったんです。この話は私も今までかなり沢山の方から聞いています。2桁はいってますよ(笑) 今関委員が鳴浜小学校の入学式で『蓮沼小学校への入学を許可します』って言った話ですよね。私が聞いた中で一番詳しかったのは、式の途中では指摘するのはどうかということで終わってから指摘したところ、本人は『私、そんなこと言いました? 私は原稿をそのまま読んだだけです』みたいな感じだったので、その場にいた方がその原稿を確認したらちゃんと「鳴浜小学校」と書いてあったそうです。それで結局渋々父兄に謝罪したという。」

N「それについては『人間誰しも間違いはある。だから私は謝る必要はない。』って。普通は人間として間違ったら謝るのが当然じゃないですか。まして教育委員ですよ。それが『謝る必要はない』って、一体どういう了見かわからないですよ。」

SJ「Nさん、実はこの件は私も少し調べたんですが、今関委員のこの発言は入学式の次第では『教育委員会告示』なんです。『告示』と言えば例えば選挙の『告示』とか言いますよね。選挙管理委員会が『何月何日に山武市議会議員選挙をやりますよ』って言うのが『告示』なんですが、万が一この日付を間違えたり、選挙の名前を『山武市長選挙』なんて間違えたら大問題で、すぐに訂正しないといけないことですよね。」

N「ははあ、そうすると教育委員が『告示』の内容を間違えて『鳴浜小学校』を『蓮沼小学校』と言ったまま訂正しなければ、今年の鳴浜小学校の1年生の子供たちは形式上は鳴浜小への入学がまだ認められていないことになりますね。」

SJ「そうなるでしょうね。今教育委員会は学校の統廃合をやってますが、鳴浜小の1年生を蓮沼小に入学許可して、奇しくも鳴浜小と蓮沼小の統合をやっちゃったと(笑)」

N「笑い事じゃないと思いますよ。後で今関委員のtwitterを見てみたんですが、入学式の日に『落ち込んでる日は少し酔ってるくらいのほーがよく眠れる。(気がする)』なんて書き込みをしてるんです。教育委員としてどうなのかと。」

SJ「それで、最終的にはどういうお話になったんですか?」

N「私、はっきり言ったんです。『あなた、教育委員の資格ないから辞めた方がいいですよ』って。そうしたら『私は辞めません』って。もう話しにならないと思ってそれ以上は言いませんでしたが、これが山武市の教育委員なんだと思うと本当に残念です。」

SJ「Nさんは今関委員の他に高柳委員にも電話したそうですが、その他の委員にも電話してみたんですか?」

N「小野崎委員長と五木田委員の自宅にも何度も電話しているんですが、電話に出ないんです。山武ジャーナルさんの取材を拒否したということは、私が電話しても同じかもしれませんね。とにかく、あんな墨塗りの経歴しか出せない教育委員は問題ですよ。特に今関委員は直接話しを聞いた上でかなり酷いと思います。それに、嘉瀬教育長と小野崎委員長。こういう人たちに学校の統廃合なんか任せたくないですよ。私はこれからも色々と動いて行きますので、また何かわかったことがあったら山武ジャーナルに投稿させて頂きます。」

SJ「Nさん、ご協力ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」

N「こちらこそ。」


このインタビューを通じてN氏の話は極めて信憑性が高いと判断し、山武ジャーナルに掲載することとした。

万が一、このインタビューの内容が事実と異なるというなら、今関委員には是非山武ジャーナルの取材を受けて頂きたい。そして堂々と自身の主張をして頂きたい。