山武ジャーナルは平成29年9月4日、山武市役所秘書課を通じて椎名千収山武市長に公開質問状を提出した。設問は3門。議会開催中だが簡単な質問なので回答期限は1週間とした。
質問状の内容は以下の通りである。
平成29年9月4日
山武市長 椎名 千収 殿
山武ジャーナル
公開質問状
先般、市長の学位証明書開示のお願いを致しましたが、開示していただいた証明書はフランスの学位を証明するものと認められず、市長の「パリ大学政経人文学部卒業(経済学修士)」というプロフィールに対する疑念は依然解消されておりません。
これを踏まえ、以下の質問にご回答お願い致します。
1.市長がフランスで取得した学位=gradeは何ですか?(複数ある場合はすべて)
2.フランスでは、学位は「国家免状=Diplôme National」によって授与されますが、1の学位を証明する国家免状=Diplôme Nationalをお持ちですか?
□持っている →ご開示をお願いします。 □持っていない →3へ
3.先般、Diplômeの再交付申請書をお届けいたしましたが、再交付の手続きは行いましたか?
□申請書発送済み □申請書発送予定( 月 日頃まで)
□申請しない →理由をお聞かせ下さい。
以上、ご回答をお願いします。
ご公務多忙とは存じますが、簡単な質問ですのでご回答は1週間以内に書面にてお願い致します。重ね重ね恐縮ですが、多くの市民が市長のご経歴に対して疑念を持っている状況は、一刻も早く解消することが賢明と考えますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
質問の趣旨は
1.椎名市長がフランスの学位を持っているか=大学を卒業しているかどうかの確認
2.学位証明=卒業証書の有無の確認
3.学位証明を持っていない場合の対応を確認
以上である。
椎名市長が「パリ大学政経人文学部(経済学修士)」と「修士号」を名乗っている以上、修士号取得の証明は今回の学歴詐称疑惑払拭の絶対条件である。
回答を受け取り次第、山武ジャーナルで内容を精査の上すみやかに公開する予定である。