山武ジャーナル

玉置美津恵(みつえ)山武市議、非公開会議隠し録りで厳重注意

玉置美津恵(みつえ)山武市議が、非公開の全員協議会を無許可で録音し一般市民に聞かせていたことで、山武市議会正副議長は同議員を厳重注意した。

玉置美津恵(みつえ)議員は、令和4年12月12日に開催された山武市議会全員協議会で、A議員がB議員に対して言い返さなかったことを、「A議員が勉強不足で情けない」という文脈で、A議員を支持する市民Cさんにその裏付けとして録音を聞かせようとした。

非公開の会議を隠し撮りした行為は言うまでもなく、それを一般市民に聞かせたことは山武市議会のガバナンスを無視する許されざる行為だが、議員相互の闊達な議論の場を保証する意味合いも持つ非公開会議で、発言しない議員が発言した議員の言葉尻を都合よく切り取り、批判の材料とすることは、議員間の信頼関係を損ねるだけでなく、健全な議論の場としての山武市議会の存在を否定することに繋がり、それを他の議員の批判のために行ったとなれば議員として最も許されない恥ずべき行為だ。

議長・議会事務局の聴取に玉置美津恵(みつえ)議員は、「録音はICレコーダーで行い、市民ににはスマートフォンに録音していたコーラスを聞かせた」などと弁明しているが、玉置美津恵(みつえ)議員から実際に録音を聞かされた市民Cさんは「話の内容はわからなかったが、男の人が話をしているのが聞こえた。コーラスではなかった」と証言しており、玉置美津恵(みつえ)議員が議会で行った説明には大いに疑問が残る。

玉置美津恵(みつえ)議員は、令和2年にも政務活動費の不適切管理の件で、先般新型コロナ隔離期間中に外出したことでも問題となっている齋藤昌秀(まさひで)議員とともに問責決議を受けており、度重なる問題行動で議員としての資質が大きく問われるものである。