# 【山武市長選・初日ルポ】「しがらみのない市民派」小川豊氏、情熱の第一声

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- 公開日: 2026-04-12T15:15:11+09:00
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4月12日、いよいよ山武市長選挙が告示された。市内各所で候補者たちが第一声を上げる中、
マイクを握りしめ、既存の政治システムに対する「変革」を熱く訴えていたのが、無所属
新人の小川豊氏（52）だ。 自動車修理業を営みながら、配偶者と死別後にシングルファザー
として5人の子どもを育て上げてきた小川氏 。街頭での訴えの端々には、市民としての切実
な思いと、現場から見た市政への強烈な危機感が滲み出ていた。 

#### ■ 「日本人の子どもを増やす」への徹底フォーカス

小川氏の主張の核は、人口減少への強烈な危機感である。「山武市は毎年900人減っている
のに、使うお金は人口に関係なくほぼ同じ。これをおかしいと思わないのか」と、これまで
の箱物偏重行政を痛烈に批判。「日本人の子どもを増やす環境づくりを最優先にする」と
断言した。 給食費の無償化や多様な学び場の創設などを一気に進め、「子どもが増えれば
活気が戻り、新しい仕事が生まれ、税収も増える」という、子育て支援を最大の経済対策
と位置付ける独自のビジョンを街頭で訴えかけた。 

#### ■ 徹底した「しがらみの排除」と身を切る改革

小川氏の最大の武器は、既存の組織や団体に一切依存しない「しがらみのなさ」だ。「特定
の地区、特定の団体の代表ではない。誰に遠慮することもなく、真っ直ぐに届ける」と宣言。
さらに、具体的な身を切る改革として「市長退職金4年で2000万円を廃止する。議員の政務
活動費4年で1296万円を廃止する」と明言し、集まった有権者の関心を惹きつけていた。 

#### ■ ユニークなの農業政策「市による農地買い上げ」

特に取材中、耳を引いたのは大胆な農業政策だ。荒れ果てた耕作放棄地に対し、小川氏は「
市が責任を持って引き取り、市民みんなの農場に変える」と提案する。「ベテラン農家の
知恵と技術を市が買い、若い世代に教える。空いた時間に主婦や職人が手伝い、そこで採
れた米や野菜を給食やふるさと納税の返礼品にする」という、コミュニティ再生と農業を
掛け合わせた独自のアイデアを披露した。

 既存の政治システムに対する強烈な変革のエネルギーを持つ小川氏。告示日初日のこの熱量
が、投票に行かなかった「沈黙の多数派」をどこまで動かせるかが、今回の選挙戦の最大
の焦点となる。

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